Amazon対応可能なクラウドERP

Amazon対応可能なクラウドERP クラウドERP
Amazon対応可能なクラウドERP

今回はショッピングモールAmazonに対応しているクラウドERPについて記事を書いていきたい。Amzonに対応しているクラウドERPに求められるのは主に在庫管理部分になってくるかと思う。クラウドERPでは在庫管理に加え、販売管理機能も兼ね備わっているので、Amazonに出店しているから、在庫管理機能がついている基幹システムが欲しいというユーザーにはとても向いているものになる。

Amazon 商品登録CSV

まずは、Amazonで何をするか?ということなのだが、基本は商品を出品する。管理画面より登録していくのだが、商品点数が数十点であれば手打ちで登録していっても問題はないのだが、基本は数百点れレベルの商品点数ではないかと予想される。 その際、AmazonのCSVの項目を事前にチェックしておく必要があり、取り込むCSVを調整しないといけないのだ。そのため、事前にクラウドERPの在庫管理機能を利用して、商品登録をしておく。さらにERP側でセット商品の組み立てや解体も出来る機能のものがあれば、今後の運用にも大変便利になる。例えば、イベントごとの商品であると、セットで組み合わせるのもが多くなると思う。それにあわせて、SKUも変わってくるわけだが、イベント後は、またセット商品を個別に戻して販売をすることになるので、解体し、以前のSKUに戻すという作業が発生する。その為、クラウドERPの在庫管理機能でここまで対応できると便利になるというわけだ。

Amazon以外に出品している場合

Amazon以外に出品している場合、例えば、楽天であったりYahoo!ショッピング、その他インターネット上のショッピングサイトなどがある。この場合、在庫管理機能を使っておかなければ、アナログで複数店舗管理となるとかなりの労力がかかってしまうので、ショッピングサイトを複数運用するオムニチャネルであると、クラウドERPや在庫管理システムが必須となる。 Amazonだけの出店とははるかに面倒な作業が増える。商品登録はそれぞれ違うし、在庫数の連携も重要になってくる。 どこかの店舗で1つうれた場合は、他の店舗在庫も減らして、在庫数の分母に差異がないようにしないといけないのだが、在庫管理システムがあれば、在庫数を連動して減らしてくれるから管理がとても便利になるのだ。

おすすめのクラウドERPは

クラウドERPでおすすめできるものとしては、必ず在庫管理機能が強いというものをおすすめしている。Amazonに対応しているクラウドERP については多くの製品が出ている。ただERPの中でも、在庫管理システムは別途オプションであったり、複数店舗管理が出来ないものなども多いため、選ぶ際には注意が必要だ。 在庫管理システムについては、基本はAmazonに対応しているものがほとんどであるので心配はいらないだろう。しかし、複数店舗管理はオプションであったり、実店舗とは連携出来ないものがある。もEC事業以外に実店舗を運用している場合については、在庫管理システムではなくクラウドERPを選んでもらいたい。 
ERP・基幹システムは、業務システムを一元管理するものであるため、在庫管理以外にも販売管理、購買管管理、会計システム、人事労務など様々な機能がついている。その中で実店舗のPOSと連携すると在庫や販売が連動するため、リアルタイムでお金の動きが見えるので、販売計画であったり、在庫の移動・管理、販売価格の見直しであったり、様々な部分が一気に見えてくるようになる。

Amazonの注意点

最後にAmazon出店の注意点だけ簡単に案内しておく。まず出店するものが、出店商品登録済みのものかオリジナル商品なのかという点である。 出店商品登録済み =型番商品のものは、型番をいれるだけで商品情報が入るため、比較的簡易に出来るのだが、オリジナル商品の場合は、JANコード、商品名、商品概要など全て準備しておかないといけない。

注文後の処理もひと手間かかる。FBA(Amazonが出荷代行してくれるサービス)を利用すれば楽なのだが、それなりに手数料も高くなる。薄利多売なのであればあまりおすすめは出来ない。 費用としては大口契約であれば月額4,980円となる、あとはカテゴリーによって販売手数料が変わる一番高いもので15%にもなる(メルカリが10%なので、販売チャネル選びは重要である)。FBAを利用した場合はここからさらに、倉庫利用料金(月間5,000円程度。季節によって変動)。出荷手数料300円~。といった具合である

まとめ

今回は中小企業が選ぶAmazon対応可能なクラウドERPについて記事にしてみた。基本は在庫管理機能に優れているクラウドERPをおすすめする。また実店舗がある場合はもちろん実店舗対応しているシステムが一番良いだろう。もし少人数で運用するとなるとラインセンス費用も安く、おそらく月額7万円程度で、クラウドERPをもつことが出来るので、もし今未導入であるのだったら、こちらの記事を参考に導入してもらいたい。きっと社内の業務システムがすごく改善されるはずである

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